久々のログとなります 今回は以前に予告したものではなく、スロットの基本中の基本「目押し」についてちょっと考察してみます 人間の脳が見た物を正確に認識するには「静止画」として捉える必要があります 例えば 電車に乗っていて、通過する駅名の看板を見る、としましょう ボーっと眺めていては「看板だ」ということは分かっても、駅名を読み取ることは出来ませんね 書いてある駅名まで読み取るには顔や目を看板の過ぎ行く方向に素早く動かす必要があります この時、看板の通過するスピードと、目で追うスピードがピタリと一致すると、相対的に静止画像となり、脳が書いてある駅名を認識することが出来る、というわけです こういった経験は少なからず皆さんやったことがあるでしょう? スロットのリールはこれの「縦の動き」です ですからリール上の絵柄を「正確に認識する」ためには上から下に視線を素早くリールと同じスピードで動かす必要があります これが「直視」です ここでちょっと余談 この人はスロットの技術が高い人かな? と思ったら、目押しをする時のその人の瞳を見れば一発で分かります 直視出来る人は瞳が上下に素早く動いていますから 話を戻します 「直視、直視って簡単に言うけどリールのスピードが速すぎるでしょ」 と、言う人もいると思います ではリールの回転するスピードはどれくらいか? リールが一周するスピードは約0.78秒 リールの直径は22.5cm 従って 22.5×3.14÷0.78=90cm/s これを時速に直すと約3.2km/h 時速3.2kmとなります 人が歩くスピードとほぼ同じですね 思っているよりずっと遅いことが分かります 電車のスピードですら出来る行為なんですからスロットで出来ないはずがありません! が!! ここで問題が一つ 人間の視野は横は両目で約200度ありますが、縦方向の視野は約120度しかありません すなわち人間の目は、左右を見るには優れていますが、上下を見るにはちょっと苦労するということです これは、人間の目が左右に付いていること、目の形が横長だということ、それと目を動かす筋肉が左右の動きに強い付き方をしていることによります ですからスロットのリールを直視するためにはある程度の訓練が必要です(個人差があります) 最初から出来る人はまずいません 続きますね