私が使っていて、理想的なテンカラ竿の長さは、渓流域なら３６クラスの竿です。



鮎が釣れる中流域の本流を除いて、ベストな竿の長さは４０クラス。






この写メは、色々なテンカラ竿のイメージとして、私が所有している竿で、別のログでも使った写メです。




竿が長いほど、キャスト位置を渓魚から離れた場所に取れるので有利です。


ロングラインを使う人が居るのは、出来るだけ渓魚から離れた場所に立ちたい、対岸を釣りたいと言う、竿を長いものを使うのと同じ理由からです。




で、竿が長いと必然的に渓魚に気付かれ難くは成りますが、ラインが見辛く成ります。



良く、４ｍのテンカラ竿がベストと言いますが・・・





これを１０㎝刻みで私がベストと思う長さの竿は『３.８ｍ』です。



この長さだと、よほど逆光でもない限り、ラインを見失わないからです。

(完全に日陰だと、３ｍの竿を使っていても、ラインがあの辺に有るか？って程度にしか見えないです)



３６を使ってて、もう少し長いといいのにと思い、３９や４０の竿と交換すると・・・



今度は、ちょっと長い。




私は３６以上の竿を使うところには基本的には行けないです。

(ホームでは、３６や３５の竿を使ってましたが、年々、木の枝が張り出し、渓相も年々変わるし、規模も小さく成ってるから)



所有している竿の中には、３８の竿は有りません。




渓流域で使っていて、ベストと思う竿の長さは、３.４ｍです。



３３だと少し短い、３６だと少し長い、そう感じる渓には、３４の竿、つまり、３.４ｍの竿が潰しが利く。




更に、シマノのパックテンカラの様に、３.１～３.４のズーム機能付きだと対応の幅が有り楽です。



キャストのやり易さや、渓魚を掛けてからの趣は、鬼竿typeⅢに軍配を私は上げますけどねぇ。


最初は、１０㎝刻みの竿の長さの違いなんて分からなかったです。


３６から３４に竿を変えても、竿の長さの違いを感じる事は余り無かったです。



２０㎝の違いを分からなかったけど、１０㎝違いの竿の長さのを欲するように成りました。



全てに対応出来る竿は有りませんので、ロングラインを使ったり、竿より短いショートライン(チョウチンテンカラでは無くて)にしてみたり、各人、工夫して独自のテンカラを創り上げている。




私のホームの渓が、もう少し開けてて、川幅が有るならば、３４がベストな竿な渓なんだけどなぁ～。



ショートラインにすると、渓魚の定置位置に近付かねばならないのでリスクが有ります。


キャスト自体は楽に成るけど、釣り難く自分でする事に成ります。



なので、アプローチを、いつも以上に細心の注意を払わねば成らなくなります。




だから、ショートラインは私は嫌いです。



ただでさえ気を付けていても、釣れないとアプローチが雑に成りがちですからねぇ。




渓流釣り雑誌なんかに、テンカラ竿のベストな長さは４ｍと書かれていますが、必ずしも４ｍがベストじゃないです。



使う人にとっては、３.８ｍがベストな人も居ます。



４ｍクラスの竿を使えば、仕掛け長が竿と同長なら、渓魚の定着場所から、６ｍは離れてキャスト出来る。



これは、普通にアプローチしてれば、渓魚が逃げない距離感だからです。


その為に必要な竿の長さが４ｍと言う意味にて、渓流釣り雑誌に書かれて有るのです。


４.１ｍのがいいと言う人もいれば、３.９ｍがいいと言う人も居ます。



私は目が悪いし、テンカラ釣りを始めたばかりの４季目ですので、ラインが見えないと、アタリを取れない事が多いです。



手感で釣る方法も有りすが、手感で釣ると、繊細な感覚が必要で、僅かな感度でアワセないと、渓魚は毛鉤を吐き出してしまいます。


竿に『コツン』と言うのが伝わった時には、それは渓魚が毛鉤を吐き出し、弾いた時に出るアタリです。



毛鉤を喉の少し奥(エラ付近まで)まで飲み込んだ場合には『グン』と言うアタリが伝わりますので、こう言うアタリは楽にアワセられます。



竿に僅かに、渓魚が毛鉤を喰えた重みを感じた時に、１拍置いてアワセる必要が有り、その感度を掴むのが難しいです。



これはラインを適度に弛ませてないと、絶対に分からない感度です。



渓魚が毛鉤を喰えて、ラインを僅かに引っ張った時に出るアタリだからです。



渓魚が毛鉤を喰えて、ラインを僅かに引っ張った時の重みです。




なので、手感で釣るテンカラの場合には、僅かにラインが引っ張られた重みを感じる感度が必要です。



これは回数をこなせば体得出来ると思います。



人間の感覚は曖昧でも有りますが、機械以上に優れた感覚を発揮する事も有ります。



だから、精密機械の分野でも、手作業じゃなきゃ出来ない工程が有る。



まぁ、人間の記憶に付いては宛に成らない事も有りますし、パソコン等に記憶と言うか、入力して置けば、故障したり壊れない限りは、記録した事を絶対に忘れないと言うか、破棄しないので、人間が紙に書き残すのと同じで正確ですけどもねぇ。



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