黒兵衛的考察

はじめに申し上げますが、あくまでも素人が考えた個人的な考えですのであしからず。

②、③に関してはどうでもいいです。と言うより、個人的には無い方が有難ぇんですが。
まぁ好きな方も居ますからね。選択肢が増える事は凄く良い事だと思います。

問題は①。低ベース化してゲームスピードが上がれば6号機にも未来が・・・!?

単純に考えればそうなるのですが「6号機規則」は鉄壁。事はそう単純ではないんですよね。

6号機規則の癌はいくつかあります。その1つがいわゆる「短期出玉」です。

こちらは

●400Gで33%~220%
●1600Gで150%

を超えると検定に通りません。
400Gでは高純増が、1600ゲームでは低純増のAT機が高い壁になります。ちなみにノーマル機は両方が高い壁です。

つまり400Gで約+1200枚を超えるとアウトとなります。

この規則が生きているので、実際はほとんど変われません。変わったとしても400G・1600Gと言う短い区切りで見た結果は今とほとんど変わらないものになります。

400Gで220%。実は「Re:ゼロ」なんかは余裕で性能を超えてます。完走したらダメですからね。

これは「試験時に超えなければOK」ってな謎の試験方法らしいので、運次第では突破が出来るのです。

今の機種に組み込んで考える

高純増機(6~9枚増)の場合


ほぼ限界スペックなので組み込みにくいです。
ユーザーとしては200G以内の当選率をもっと上げて欲しい所ではあります。
が、この200Gはコインを減らしたいゲームではなく、消化するゲーム数を増やしたいケースなので低ベースにする必要性は無いのです。
こういった台を低ベースにするとしてもジャジゲーム中(白鯨戦や激闘)にもナビが出て失敗しても100~200枚程を獲得出来るようになる程度かなと考えます。

低純増機(2~5枚増)の場合

この場合は出来る事が多いです。
純増3枚の場合は400GのATだったとしてもギリギリ試験に通る計算なので、ATの期待枚数を増やすこともAT当選自体の確率を上げる事も出来ると思います。
個人的には低ベースにする事でメリットがあると思えるのが純増3枚以下の台ですかね。
ただし、やり過ぎると1600Gの試験や下限の試験(17500Gで60%)に通らなくなるので塩梅が難しいです。

低ベース化は損か?得か?

●一般ユーザー
一般ユーザー目線で言えば「損」だと考えます。換金ギャップがある中で単純に「現金を多め」に使いますから。
低ベース化しても最終的には今と変わりません。過程が少し荒くなるだけですから。

●ハイエナ
こちらは「得」です。基本的に効率が上がります。

●お店
超得。はっきり申し上げるとお店側の為の内規だと個人的には思ってます。
一番のメリットは「売上」が上がる事。

「利益より売上」

小学校か中学校で習ったと思います。基本的には売上がバロメーター的な要因になってます。

「パチンコ20兆円産業」

なんて言葉がありましたが、20兆円ってのが売上。20兆の儲けじゃないですよ。
どんどん規模が縮小してる。なんて話を聞きますが、当たり前ですよね。
1パチや5スロも出来ましたし、台のスペックも変わりお金を使わなくなりましたから。

このまま行くと変な方向に向かってしまいますので軌道修正。要は「イイね」の数みたいなもんです。外から見た時の規模や信頼性が出る要因の1つになると考えられてます。

売上の他にも交換ギャップによる利益も若干ありますので、お店からすればものすごいメリットがあると考えます。