時短と確変リミッターについての規則改正

これらは年末年始より検定への持ち込みが可能となっており、導入は4月1日以降からを目処に順次予定されている。12月の検定通過率がすこぶる低かったのはこれらが原因と予想される。

時短の概要ですが、「天井時短をつけられる」「大当り後以外でも時短が作動できる」「大当り終了後の時短回数について」

その昔、天井時短が発動するマシンがあるにはありましたが、その発動条件は規定回数到達後の大当り終了後にて発動といった流れでした。
※豊丸製品:CR天井のランプマスター、CRやすきよ(CRやすきよに関しては朝イチ狙いも可能だった)

いずれにしてもゲーム性に幅が持たれるのは確かだろう。

(1)規定回転数到達で発動する時短(天井機能)について
A:大当り確率(低確時)の2.5倍~3.0倍で発動
B:時短回数は大当り確率(低確時)の3.8倍まで
C:設定により時短回数が変動してはいけない

(2)大当り以外を突入契機とする時短について
A:時短作動図柄当選で発動
B:時短回数は大当り確率(低確時)の3.8倍まで
C:発動は低確時のみ
D:設定により時短図柄当選率が変動してはいけない

(3)大当り終了後の時短回数について
A:制限なし(但し、天井時短を搭載している場合はその回数以下)

(4)リミッター機能について
A:リミッター機能は2種類まで持つことが可能
B:一方のリミッター割合を10%以上とする

規定回転数到達で発動する時短(天井機能)について
1Aについて
発動条件が大当り確率の2.5倍~3.0倍で調整可能。下記にざっくりとミドルタイプ・ライトミドルタイプ・甘デジタイプの確率帯別に天井発動回転数を記載。

1Bについて
時短の回数は大当り確率の3.8倍までとなる。ただし下限が設けられていないので10回かもしれないし最大回数かもしれない。

確率別の発動回転数
大当り確率 発動回転数 最大時短回数
1/319.7 799.3~959.1回 1214.9回
1/199.9 499.7~599.7回 759.6回
1/99.9 249.8~299.7回 379.6回


大当り以外を突入契機とする時短について
2Aについて
大当りや天井以外でも時短突入する機能のことである。いわゆるチャンス目経由といったイメージでよいだろう。こちらは指定された図柄が停止すれば時短突入、パチンコエヴァシリーズの「1・3・5」停止による突然確変だったりを想定すればよい。ただし、突然確変は大当り確率の中に込まれていたものだったので、時短突入に関しては時短突入確率なるものがあるかもしれないので、こちらは追って情報をお伝えしていきます。

2Bについて
大当り後以外は低確率時のみということで、小当りRUSHのように超確変機能といったことはなさそうだ。

2Cについて
設定付きタイプだった場合でも突入率に差を設けてはいけない。

大当り終了後の時短回数について
2Aについて
上限回数がなくなり、100回以上の付与も可能となった。そのため、過去にリリースされた時短機のようなマシンも可能となる。CRF スーパースタジアムは通常時と高確率中の大当り確率に差がない時短機で、赤図柄が揃った場合のみ次回以降まで継続する時短へと突入する。またCRやすきよでは兄弟マシンによって異なるものの、次回大当りまで継続する時短や333回および555回まで継続する時短など搭載されていた。