パチスロ復活の狼煙があがる【藤崎KYOはこう考える】


ついに6号機が導入開始。そこで導入前に6号機の注目ポイントを今回は紹介していこうと思います。

純増枚数の上限ナシ
項目 旧基準機※ 5.5号機 5.9号機 6.0号機
1Gあたりの純増枚数 3.0枚 2.0枚未満 2.0枚未満 上限ナシ
※通過時、押し順ペナルティがある機種

5号機では上限があった純増枚数が6号機ではなくなりました。6号機の第一弾で登場する「HEY!鏡」は純増枚数5枚で登場です。今後も高純増機が出てくる可能性が高いでしょう。

◇天井復活
5.9号機では姿をなくした天井が、6号機では天井に加え、ゾーンが復活します。これによって、天井狙いやゾーン狙いといった立ち回り方が戻ってきますね。

一撃で出玉を取れる条件は健在
項目 5.9号機 6.0号機
終了条件 1500G 1500Gor2400枚

有利区間の最大ゲーム数は1500Gと5.9号機と変化はありませんが、5.9号機にはなかった出玉制限が追加されてます。

ボーナスの最大払い出し枚数が大幅ダウン
項目 5号機 6号機
最大払い出し 480枚 300枚

ボーナスの払い出しが減ったことにより、BIG1回の獲得枚数は約250枚前後に落ち着くと予想されます。正直、ボーナスのみで出玉を増やしていくノーマルタイプには厳しいかもしれません。

機械割はダウン
項目 5.0号機 6.0号機
機械割上限 119% 115%

前段階の情報では「6号機は105%~108%ぐらいが限界じゃないか」と言われておりましたが、最大115%の台が作れます。が、検定を通すために115%の台はしばらくでないかもしれませんね。110%~112%ぐらいの台が今後メインになるのではないかと予想しています。

◇高ベースAT機が6号機のメインになると予想
これはあくまで個人的な意見ですが、今後は5.5号機の時に流行った「高ベース機」がメインになるのではないかと予想しています。そして、純増枚数の上限が無くなったことによりこんな台がでるかもしれません。

北斗の拳(6号機バージョン)
●ベル管理型AT(1セット約100枚獲得)
●継続率管理(66~89%継続)
●純増約5.0枚
●20連到達後、継続率に漏れると昇天演出が発生
●22.23連チャンでエンディング
●50枚あたりのゲーム数、約49G


素人が考えたことなので実際に作れるかや面白いかどうかは不明ですが、初代北斗の拳(※)のように短時間で一気に出玉を増やせる機種がでてくるといった希望的観測も持てます。
※初代北斗:4号機の時に爆発的な売り上げ(約62万台)をあげたモンスターマシン。BB(バトルボーナス)の連打で出玉を増やしていくタイプ。

「純増枚数の上限ナシ」や「天井機能復活」と5.9号機よりも良くなったと思える6号機。今後各メーカーがどんな台を作ってくるのかが非常に楽しみです。6号機に変わったことによりパチスロ業界が盛り上がる日が再び来る可能性も大いにありえるでしょう。

text by 藤崎キョウ