4号機後期(2003~)にはエースマシン登場

「テクモ&ネット」コンビの快進撃は更に続きます。

ネットの看板にまで育った「スーパーブラックジャック」シリーズ(前述したブラックジャック777の後継マシン)の登場です。


今もなお続くRioシリーズの元祖でもあり、美少女キャラ・萌え台といえばネットという印象をユーザーやホールへと強烈に植え付けました。

ゲーム性自体はわりとシンプルなものなのですが、ひとつひとつの演出が至極秀逸で、ストックタイム(ST)中のカードの柄や継続時に発生するカットインによる示唆など、奥深い演出にやられっぱなしです。
BGMをはじめとする「音」も名機たる所以の一つです。ST継続音や、突如出現する「WIN!!」ボイスはしびれることばかり。

STからのBIGでもST抽選がされておりST→Rioチャンス→STの連鎖で爆発力も申し分無く、ST中のスペード柄や終了時のBETがアツい。
基本的にSTはBIGでのみ抽選されるのですが、稀に通常時のチャンス目にていきなり突入することも。その際は、50Gor777Gの継続となっており、この50Gを超えるか否かが猛烈にアツい場面となっておりました。

なお、設定6の機械割は124%と当時の状況を踏まえると低くく設定されていたものの、非常に設定6の判断がしやすく、さらには朝イチにうまい状況もあり、当時は相当お世話になったマシンでした。

その後もメイン役解除式ST+ATの「賞金首」モード+変動小役解除の「十字架」等、今もシリーズ化されている名機が多くありますね。
また、演出の完成度高さから他業者種とのコラボやゲームメーカーの業界参入の流れを作る事になります。

十字架のじゃじゃ馬っぷりには相当に苦い記憶があります。十字架に関しては、凄く好きか凄く嫌いか、好みが極端に分かれる機種だったと記憶しています。というのも、普段使うような設定だとハマるか連チャンするかの極端なゲーム性で、まったり打つ台ではなかったからです。
ぶりっと5000枚程出る事も少なくない反面、その逆の大ハマりに耐えられない人も多かったのだと思います。

いわゆる沖スロも精力的にリリース。ボーナス後のメイン役がアツい「チバリヨオキナワ」や英字シリーズで最も有名で狂暴かつ殺人的な告知の「ゼット」等、当時中毒的に打っていた方も多いのでしょうか。

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