4号機中期(2000~)には世間を圧巻する機能が搭載!?

4号機が革新する年と言っても過言ではありません。4号機最大にして革命レベルの機能を搭載した「ストックマシン」を開発。

その昔、「貯金」という形で発想自体はあったものの違法機として追放されていたものを、合法的な解釈に持っていった。リプレイの持つ特性を利用したもので、業界に衝撃を与えたました。

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その第1弾が「ブラックジャック777」です。

ビッグ成立でストックタイム(ST)と呼ばれるRTに突入。33or777Gに振り分けられ、コインを微増させつつボーナス抽選を受けられ、この間に成立したボーナスは終了後に全て1G連チャンで放出します。
ストックタイム中にうっかり気を抜いているとボーナスが揃ってしまいRTがパンクしてしまうといった思い出も。

これを期に各メーカーにてST機の開発が始まります。

基本的には自分の貯めたストックを自分で全て放出するゲーム性でした。
・・・が、某社からST自体が見えないゲーム性の台、通称「サイレントストックシステム」がリリースされます。

4号機の魔法の言葉「制御」を利用して、常にリプレイが成立しているものの「揃わない制御」が働き、ボーナスを揃えることができないというものです。

この頃「某獣系爆裂機」が登場しており、一部の打ち手が好む玄人台になっていた印象です。

コラボやATマシンが登場
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そして本格的な爆裂ATマシン隆盛となり、ネットも世のパチスロファンに向けて仕掛けだします。

クリエイターユニット「デビルロボッツ」とのコラボマシンで、どこかで見たことのあるキャラクター「トーフ」を世に知らしめるのであります。当時としては斬新でした。ここまでユルい雰囲気のパチスロって今まで有りませんでしたから。

更に、爆裂AT機「カイゾクショック」

コミカルでチープな演出は鉄火場のオアシス。「鉄パンツ」が飛んで来る確定演出はあまりにも有名です。
またカイゾクショックは通常時に自ら進んでリプレイハズしをすることでATが抽選されりという一風変わったシステムを採用。
この4号機中期のAT全盛期こそ、「時速5000枚」といった爆裂4号機を表したものとなっています。

この当時は設定6なら機械割130%オーバーで5000枚オーバーは当たり前の時代。
積極的に6を使う店も多く、設定打ち変え・設定発表(確認OK)やオール設定などの過激なイベントで盛り上がっておりました。

昔は良かった。なんて話もよく聞きますが、それは高設定をゲットできていればの話。低設定では全く勝負にならず、5号機ATのように低設定での誤爆にはほぼ期待できないわけで、2桁万円の負けもザラにあった時代。ハイリスク・ハイリターンにより、店も高設定を使いやすかったというわけですね。

その後、ネットはサイレントストック機を中心にリリース。そして、以降のネットの流れを作る非常に大きな台をリリース、それが「モグモグ風林火山」です。こちらはゲームメーカー「テクモ(現コーエーテクモ)」さんとの共同開発で現在もシリーズマシンが登場するというマシンです。

A-600マシンかつ練り上げられたゲーム性と世界観で、本機の醍醐味でもある”連チャン”は滞在モードとセット数で決められている。最大20連チャンの可能性まであり、高い爆発力が人気の源でもありました。また芸術性とも思われる均等なRT振り分け(ゲーム数解除のこと)、1000Gハマり以上した場合は2連チャン以上のボーナスが確定するなどのポイントがユーザーの支持を得ておりました。

放出の基本となるモグラ叩き合戦では細かい演出にも意味が持たされており、戦国武将に扮したモグラ武将はその種類によって強さが変わるなど、一喜一憂ポイントが目白押しでした。

当時のネットの筐体は非常にどっしりとした体型な事でも有名で、リールがブルンブルン止まった思い出が。また、ビタ押し時の停止ポイントにわりと癖があった印象で、普段の成功率が高いプレイヤーほどネット筐体ではビタ押しが失敗しやすいぞ!なんて都市伝説があったりなかったり・・・。

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